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re:verb :Signs of Voices『声の徴候| 声を 声へ 声の 声 と 』

KAC Performing Arts Program 2016

re:verb
 
Signs of Voices

声の徴候| 声を 声へ 声の 声 と

 

KAC Performing Arts Program 2016 / Music, KAC, Kyoto

京都芸術センター

 
2016

KAC Performing Arts Program 2016 / Music 風水のこえをきく#2

 

声のアーティストであり美術作家でもある山崎阿弥は、空間に眠るものや、見えない/聞こえないものたちの気配を声によって捉える。山崎にとって、声とは言葉の意味を伝達する音であるだけでなく、光や色、香り、温度、味といったものと同様に直截に働きかけるものであり、時間を越えて残響するメディウムである。「声の徴候|声を 声へ 声の 声と」では、「re:verb」と「re:cite」と題して、2つの異なるフォームの音空間を形作る。re:verbは、声に触れる/触れられるような響きと感触を山崎の声(録音)で作り出すインスタレーション。re:citeでは、山崎阿弥(声・歌)・石川高(笙)・森重靖宗(チェロ)の3者が、世界を巡り漂うものを「結露」させるように音を奏で、私たちと時空を共有するパフォーマンスを行う。声を媒介として空間と人を溶け合わせ、存在や空間の裸型を兆すことを試みる。

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